fc2ブログ

4レグ目:CA181 PEK-HND。

いよいよ修行も最終レグ。3レグ目で爆睡したおかげで、疲れも全然ない。すごいことである。

SINでシャワーを使う予定が、CA969のディレイで不可能になってしまったので、まずは北京のAirChina Business Class Loungeでシャワー。と思ったが、ここはどうやらブースが少なく予約で当面埋まっている模様。残念…。さっぱりできないのも0泊修行のつらいところ。

目覚ましがわりにラウンジのチンタオをぐっと飲み干して、いよいよHND行きに搭乗する。

この時間帯、同じ時刻にNHがNRT行き、CAがHND行きを運航しているのだが、我がCA181が滑走路手前のホールドスポットで待機させられ、その間にNH便含め5-6機が先に離陸してしまった。

「管制指示により待機しています」

どこの管制なのだろう。日本国内航空路の混雑?イマイチ理解できないまま40分くらい経ち、ぼくが1冊の本を読み終えてしまった頃、修行のラストフライトはようやく北京を離陸した。
スポンサーサイト



3レグ目:CA970 SIN-PEK。

ほとんど定刻に出発。前便のディレイがうそのようで、何というかCAの本気を見せつけられた感じ。飛行機降りてから乗るまで本当に45分になってしまった。

この便ではなぜかCクラスに子どもがいっぱい。子どもをちゃんと寝かせたいということだろうか。ちょっと心配したけれど、みんないい子にしていて静かだった。

夜間便だけどこのフライトでは朝食のサーブはなく、夜食のみ。遅いので夜食をskipしようとしたが、誘惑に負けて少しだけツマミになりそうなものを文字通りツマミ食いして、グレンフィデック12年をなめる。

その後はほとんど爆睡モード。往路の軽い疲れとCクラスの椅子ということで、気持ちよく睡眠。着陸前のシェード開けで目覚め、朝靄のなか北京に定刻で到着した。

2レグ目:CA969 PEK-SIN。

CA B777-200

出発が45分ディレイとなり、そのままSIN着も遅れた。SINではランディングからが長く、30分近くタキシング。結局ターミナルに降り立ったのは、定刻21:25から遅れること1時間以上の22:45になってしまった。

「これなら折り返しのCA970はディレイになるだろう」

そう漠然と考えていたが、サイネージを見てみると定刻の表示のまま。搭乗開始は23:15となっている。まさか、別機材なのか。だとしたら時間がない。最悪の事態(SINに置き去り)が頭をよぎるが、冷静に考えて折り返し同一シップだと信じる。

「ゲート位置からも同じシップだから間違いない。SINにいる時間は少ないかもしれないが、帰れるはずだ」

とりあえず入国スタンプをもらうべくさっさと入国し、すぐCAカウンターで復路の搭乗券を発券してもらう。もうほとんどの客はチェックイン済みのようで、カウンターには客とおぼしき人は皆無だった。

sin CA checkin on time

satsプレミアクラブラウンジをちら見して、海南鶏飯つついてすぐに搭乗口へ向かうと、そこにはさっきまで乗ってきたシップがぼくたちを待っていた。このとき、23:30。3時間のはずが、わずか45分のSIN滞在。

いくらタッチとはいえ、ここまで極めつけの短さだと、我ながらぐっと心にくるものがある。本当に短い、ある意味で究極的なタッチには、無駄をそぎ落とされた様式美すら感じられてしまう。
(いや、修行そのものが無駄だというつっこみは、なしでお願いします)

それでも、わずか1日半で行き来できることは、ちょっと新鮮でもあった。人間このくらいの距離はさっさと気軽に行き来できるんだな、考え方次第で遠くも近くなるんだな、という実感があったのだ。

1レグ目:CA184 HND-PEK。

CクラスなのでHND ANA Loungeが使える。羽田の朝一番がCA184で、ラウンジはその出発2時間前の6:30にオープン。朝からうだうだ酒を飲みつつ、そうこうしているうちに出発。

HND boarding

Cクラスは4席×3列の12席。
当日はぼくと友人、それから2chで同じ便に乗るとカキコしていた同志と、デッドヘッドのスタッフの計4人だけ。これってもしや、修行僧がいなかったら空気輸送ではないか。満席の飛行機で修行というのは気が引けるが、こういうパターンなら貢献度が大きく堂々としていられる(笑)。

PEKにはなぜか定刻30分前に到着。一応記念とばかりに入国し、ちょっとだけ北京地下鉄に乗ってきたあとは、AirChina Business Class Loungeで待機。ここはホットミールが意外に多いこと、コンセントが結構あること、トイレがきれいなことで好印象。

旅程サマリー。

ぼくの修行ルートは次の通り。

1レグ:7/2 CA184 HND-PEK 08:30-11:20  Airbus A321
2レグ:7/2 CA969 PEK-SIN 15:35-21:25  Boeing 777-200
3レグ:7/3 CA970 SIN-PEK 00:15-06:10  Boeing 777-200
4レグ:7/3 CA181 PEK-HND 08:30-12:50  Airbus A321

2レグ目と3レグ目の間が3時間弱しかないので、ほとんどSINにはいられないというまさにタッチなルート。SINで乗り継ぎに失敗するリスクがよぎるものの、3レグ目は実は2レグ目の機材がそのまま折り返すことはリサーチ済みだったので、まあ何とかなるだろうと楽観していた。

とはいえ2レグ目が遅れると、SINでラウンジに行ったりできなくなるかもな、とは思っていて、その心配は後に現実のものとなってしまう。

乗り継ぎリスクとしては他に、1レグ目→2レグ目に失敗すると全行程が崩壊してしまう点がある。ただし、乗り継ぎ時間を3時間45分取れており、1レグ目がよほど遅れると事前にわかっていれば羽田で旅行を中止することで逃げられると読んだ。
また、3レグ目→4レグ目に失敗することもあり得るが、こちらは北京〜日本間には代替フライトが多数あるので、まあなんとかなるでしょうという考えである。

片道区間マイルは、IATAチャートでTYO-PEKが1,313マイル。PEK-SINが2,789マイル。ANAに加算した場合、プレミアムポイントはCクラスなので125%加算+各レグに400マイルが加算されることになる。
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR